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Free-form shell
薄板で構成される自由曲面シェルの釣合い形状設計について、境界部に発生する水平反力(スラスト)の分布を自在に設計可能な手法を提案しました。自重の作用するシェル上で発生する膜応力の平面投影成分を指定した釣合いに関する偏微分方程式(Pucher's formulation)を有限差分法に基づく陽的な反復解法で解きます。この手法により、スラストの分布を線形に与えた曲面や、離散的にリープさせた曲面など、通常の自由曲面シェルではあまりない形状の曲面を生成することができます。
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Takeoka R., Ohsaki M., Sakai Y., Non-parametric design of free-form shells with curved boundaries and specified reaction forces, Engineering Structures, Vol. 255, 113892, 2022. https://doi.org/10.1016/j.engstruct.2022.113892
- 堺 雄亮, 大崎 純, 膜応力の平面投影成分を用いた自由曲面シェルのノンパラメトリック形状設計法, 日本建築学会技術報告集, 第27巻, 第66号, pp. 1099-1103, 2021.
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